当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は梅雨時のスキンケアについて少しお話させて頂きます。
湿気が増し、蒸し暑くなってくると肌にも何らかの影響が表れてきます。
梅雨の時期は気温の上昇に伴って、肌の新陳代謝も活発になるので発汗しやすくなります。
汗をかいたままでは、皮脂でベタつき・テカリが出やすい状態になります。
皮脂の過剰分泌はニキビの元ですし、毛穴の開きも気になるところです。
蒸し暑さから逃れるためにエアコンを効かせすぎると、肌から水分が奪われてバリア機能が低下して、肌トラブルを引き起こします。
湿気が多いと、肌の感染症である黄色ブドウ球菌などの繁殖も起こりやすくなります。
黄色ブドウ球菌といえば、食中毒を想起させますがアトピー症状の皮膚にもたくさんついています。
多湿によるベタつきに加えて、冷房による水分代謝低下はアトピー肌を悪化(少しの刺激で湿疹・かぶれなどの皮膚炎)させる一因といわれています。
梅雨の時期に一番注意したいのが紫外線です。
雨や曇りの日に紫外線は多くなり、油断しがちですが紫外線はゼロということはありません。
肌が焼ける原因となる紫外線は、肌表面の細胞を傷つけて炎症を起こし、皮膚がんやシミの原因になります。
なので、しっかり対策をしておきましょう。
雑菌が繁殖しやすいこの季節は、肌を清潔に保つことが大切です。
日中分泌される汗や皮脂、付着した汚れはしっかり洗顔しましょう。
ただし強く擦ったりせずに洗うようにして下さい。(ただでさえ不安定な気候が続くので、肌も影響を受けやすいからです)
洗顔後のケアも入念にして下さい。
エアコンの影響で肌の水分は失われ、かえって肌乾燥を招きがちになるからです。(必要であれば保湿して、肌のバリア機能を低下させないようにしましょう)
汗が乾きづらい梅雨は、カラダ全体がベタつきやすいので、気持ちの面でも憂鬱になります。
また、皮脂の酸化が促進され、肌荒れの原因にもなりやすいです。
基本的なことですが、汗をかいたらこまめに拭き取る、かじょうな皮脂でテカリが気になれば、油取り紙を使用するなどの意識をすることも大切です。
生乾きのものを使用すると、かえって雑菌が増殖します。
顔が触れるものには特に注意を払うという意識も大切なことです。
肌が不安定な状態に陥りやすいこの時期、しっかり守って気持ちよく夏を迎えましょう。
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!