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日別アーカイブ: 2015年6月9日

足のニオイと雑菌の関係

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は足のニオイと雑菌の関係について少しお話させて頂きます。

 

足のニオイの原因は、皮膚常在菌です。(表皮ブドウ球菌・バクテリア)

 

皮膚常在菌は、古い皮脂や角質を栄養源として弱酸性の脂肪酸を作り出し、皮膚の表面を酸性にして、外部から悪性の細菌の皮膚への繁殖を守っています。

 

しかし、皮膚常在菌も何らかの理由で数が増えすぎると、皮脂・角質を過剰に分解し、嫌なニオイを発生させます。

 

足が臭うのは、皮膚常在菌が増えすぎた状態なのです。

 

皮膚常在菌は高温多湿の環境を好みます。

 

なので、温度・湿度が上がるほど繁殖力が強くなります。

 

足はカラダの部分の中でも汗をかきやすく、靴と靴下によって熱がこもりがちになり、高温になります。

 

足が高温多湿な状態になれば、汗で流れ出る古い皮脂・角質を分解して臭い物質を作り出します。

 

足の臭いは雑菌が古い皮脂や角質を分解したときにできるイソ吉草酸という物質です。

 

イソ吉草酸は、悪臭防止法で特定悪臭物質に定められており、少量でも強烈な臭いを発します。(アンモニアの約1/20000の濃度で臭いを感じます)

 

また、足の臭い以外にも、イソ吉草酸は口臭の原因にもなっていることが明らかになってきています。

 

帰宅した際には足を高温多湿な環境から解放し、入浴の際には足裏までしっかり洗って清潔な環境にしておきましょう。

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

足クサ