当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋力低下が引き起こす症状について少しお話させて頂きます。
加齢によってヒトの筋肉は減少・萎縮し、筋力が低下します。
筋肉の老化は、30代から徐々に減り始め、50代に入ると急速に減少するといわれています。
ホルモンバランスの関係から、一般的には女性の方が男性よりも老化は進むとされています。
筋肉の減少に伴う筋力低下は部位によって様々です。
男女に共通して筋力低下が見られるのは脚です。
特に膝を伸展させる筋力低下は著しいものがあります。
また、女性は背筋も減少が大きく、20代の頃と比べると40代で30%、50代では50%も減少するといわれています。
速筋と遅筋では、瞬発力に優れた速筋は急速に早い段階で低下します。
それに対し、持久力に優れた遅筋は緩やかに低下します。
筋肉の老化は骨と関節にも深く関わっています。
筋量が低下すれば骨量も減り、衝撃などで簡単に骨折しやすくなります。
関節はその支持を筋肉に依存しているので、筋力低下により関節の支持力が低下すると、軟骨に直接的に負担がかかるようになります。
そうなると、疼痛が現れて変形性関節症などの疾患の原因になります。
同様に背筋力が低下すれば、腰痛が起こりやすくなります。
筋肉はブドウ糖を活発に消費する組織です。
血中の余分なブドウ糖は筋肉に取り込まれます。
なので、筋肉量が増えれば糖質の基礎消費量が上がり、逆に減ると糖質の基礎消費量が下がります。
筋肉を増やせば、インスリンの分泌が促進されます。
以上のことから、運動不足や睡眠不足の生活習慣によっては、筋肉量が減ることで糖尿病の危険性を高めることが分かります。
筋肉を鍛えるには運動が最も効果的です。
自分の体力に合った運動でも、その効果は時間がかかるにせよ、きっと期待できるはずです。
まずはできることから始めましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!