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日別アーカイブ: 2016年2月2日

男性は痛風になりやすい?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は痛風の性差について少しお話させて頂きます。

 

酸化ストレスとは、生体内で生命活動に伴う、活性酸素を作る機構の活動の総和を意味します。

 

活性酸素とは、酸素分子から発生するO2以外の酸素を含む物質の総称です。

 

これは、各細胞の細胞内呼吸の反応の過程で生じます。

 

有酸素運動は酸化ストレスの増加につながります。

 

男性は女性に比べると筋肉量は10%ほど多いとされています。

 

女性は男性に比べて脂肪量が10%ほど多いとされています。

 

なので、男性は筋肉に酸素を供給する赤血球の数は10%ほど多いことになります。

 

酸素を運ぶ赤血球が多いということは、運動時の酸化ストレスは多くなるということがいえます。

 

しかも、男性は女性に比べて肺活量が大きいので、心臓のポンプ機能は高くなります。

 

したがって、「酸素の供給量が高い=潜在的な酸化ストレスが高い」ということがいえます。

 

筋肉を使用するとATPという物質が大量に筋肉中に放出されます。

 

なので、運動後には尿酸の上昇が認められますが、運動中は尿量が減少するので尿酸の排泄は落ちてしまいます。

 

体温上昇を防ぐために発汗し、脱水も加わって血液は濃縮されるので、血中尿酸濃度は上昇します。

 

そこで大切なのが水分補給です。

 

運動時あるいは運動後の水分補給は、痛風発作予防のためには不可欠になってきます。

 

補給する際には、1度に摂らずにこまめに回数を多くして補給することが大切です。

 

暴飲暴食にはくれぐれも気をつけましょう!

 

 

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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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