当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は胸部のストレッチの必要性について少しお話させて頂きます。
PCやスマホの過使用で、現代人のカラダはついつい前傾姿勢になりがちです。
肩や頚の疲れが多い原因がここにあります。
そういった疲れが積み重なると、猫背に代表されるように肩が内側に巻いた姿勢になってきます。
一般的に、背中が丸まってくると、胸筋群は縮んだ状態になっています。
胸筋が縮むことで、胸周囲にあるリンパの流れが阻害されたり、呼吸が浅くなって酸素が行き渡りにくいなどの症状が現れます。
なので、空き時間を活用してストレッチして予防に努めましょう。
例えば壁などを利用して、肘を耳の高さまで上げてから、壁に前腕部を沿わせた状態でカラダを前へと倒して伸ばしてみましょう。(前胸部が伸ばされていきます)
この際、痛みが出るようなら、肩の角度を調節しましょう。
セルフストレッチよりペアでストレッチする、またはストレッチポールなど道具を使ってストレッチすると、より効果が期待できます。
いずれの場合も、ストレッチしている際は「力を抜く」ことを意識するようにしましょう。
ポイントによっては少々キツい部分もありますが、伸ばされている感覚を持って行うことが大切です。
胸部のストレッチを行うと同時に肩部も伸ばされます。
肩関節は可動域が広く骨頭と関節窩の結合が浅いため、外れたり痛めたりしやすい関節でもあります。
なので、無理に胸部のストレッチをすると、かえって肩部を痛める危険性があるので、肩の痛みには注意を払うことを忘れないで下さい。
たった数分のストレッチでも、習慣づければ充分な予防対策となりえます。
ほんの少しの時間を使ってでも、姿勢改善の第1歩を踏み出してみませんか?
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!