当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は腸腰筋のトレーニングの必要性と効果について少しお話させて頂きます。
腸腰筋は、大腰筋・腸骨筋を総称した名称です。
●大腰筋の働き
腰椎(L1~L5横突起)から太腿の付け根(大腿骨小転子)を結ぶ筋肉です。
主に太腿を前に引き上げる(屈曲)や、股関節を前後に動かす、背骨や骨盤を支える、などの働きがあります。
近年ではスプリント競技などで、この筋肉を鍛える必要性が重視されてきています。
●腸骨筋の働き
ボールを蹴る、走る動作に使われます。
主に骨盤の前傾に関わっている筋肉です。
腸腰筋は、酷使すると腰痛の一因になることがあります。
定期的にトレーニングをしていても、疼痛が認められる場合はオーバーワークの疑いが考えられます。
その場合にはストレッチなどで痛みの緩和を優先させましょう。
骨盤の前傾に関わる腸腰筋に対して、後傾に関わるのが大臀筋・ハムストリングスです。
どちらかを極端に鍛えすぎると、骨盤の歪みを助長しかねないので、バランスの良いトレーニングを意識しましょう。
腸腰筋は、ヒトが立つ・歩くなどの日常動作に使用される筋肉です。
なので、ウォーキングなどでも鍛えることが可能になります。
腸腰筋が低下すると、骨盤の支持機能が低下して、バランスの悪い歩行姿勢や骨盤の歪みなどの原因になります。
そういった意味でも、普段から骨盤周囲の筋肉を鍛えることには、必要性があるといえるでしょう。
そして、それは適度な運動によって鍛えることは可能です。
散歩などの習慣づけから腸腰筋を意識して鍛えてみませんか?
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!