当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は減量中に落ちる筋肉の原因について少しお話させて頂きます。
極端に肉類を摂取しない減量法…実はタンパク質不足によって筋肉が落ちるといわれています。
肉は筋肉・血管・臓器などの組織を作る大切な栄養素です。
不足すれば、筋肉が落ちるばかりでなく、体調不良・肌荒れ・髪や爪の傷みなどを引き起こします。
過剰な糖質制限も危険性を高めます。
炭水化物に代表される糖質も、必要以上に制限すれば脳に糖分が行き渡らなくなるので、逆に筋肉を分解して糖を生成するようになります。
筋肉が糖分に変わると、結果的に筋量は減ることになります。
栄養バランスを考えて減量を行わなければ、筋量の減少から運動する気力も失われてしまいます。
そのような状況下で生活すれば、日常でも筋肉の使用機会が少なくなるので、当然筋肉は衰えてしまいます。
運動不足と栄養バランスの崩れから、筋肉の衰えを引き起こすといえるでしょう。
筋量が減少すると、それに伴い基礎代謝も減少します。
「代謝が落ちる=痩せにくい体質になる」という結果を招くので、体重は落ちなくなります。
このことから筋肉が減ると消費エネルギーも減ることが分かります。
筋肉を維持する必要性は、活動時に使う消費エネルギーを落とさないためでもあるのです。
基礎代謝より摂取エネルギー低い場合、それが続けばある程度まで体重は落ちます。
しかし同時に防衛反応も起こってしまいます。
具体的には基礎代謝を落とすことで、餓死を免れるように脳が指令を出す、ということです。
この状態は停滞期と呼ばれ、この時期には体重が落ちにくくなります。
停滞期には、前述の理由から脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。
なので、この時期に減量をやめて元通りの食生活を始めると、代謝の落ちた状態での摂取になり、摂取カロリーが消費カロリーを上回ります。
したがってリバウンドを引き起こしてしまうのです。
筋肉は落ちると基礎代謝は下がります。
代謝が下がれば、消費カロリーだけでなく停滞期やリバウンドを引き起こす原因になってしまいます。
以上のことから、体重は一気に落とさず、筋肉は維持しながら減量するのが望ましいでしょう。
タンパク質の必要摂取量は1kgあたり1~1.3g、体重の減量は1ヶ月あたり自重の5%以内を目安にしましょう。
減量中は、必要な栄養素しか摂取していない場合が多いですが、現状維持することはできるので、週に2~3回は少し筋肉痛が出るくらいの運動は行うようにしましょう。
健康的な減量は時間がかかります。
無理をせず、コツコツと時間をかけて、理想のカラダを手に入れましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!