当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は胸椎と自律神経の関係について少しお話させて頂きます。
胸郭は自律神経の影響で柔軟性は低下します。
その理由は、胸椎が自律神経(交感神経)と密接な関係があるからです。
交感神経は胸椎の中にある胸髄から出ています。
胸髄を出た後は各臓器に向かいますが、その途中で交感神経節(神経の中継点みないなもの)を通ります。
なので、内臓に負担が生じると、その情報は脊髄に伝えられ、刺激は交感神経節に反射性の反応を示します。(これを内臓体性反射といいます)
内臓体性反射は、交感神経の出る胸椎周囲の筋を緊張させるので、胸郭の動きが制限されるようになります。
食生活や生活習慣によって、内臓に問題が生じると胸郭の柔軟性が低下して、呼吸や手足の動きが制限されます。
結果的に、さまざまな動作が障害されることで、関節痛などの不調を引き起こします。
胸郭の柔軟性が低下すると、上肢の運動や歩行時のバランスにも影響を及ぼすようになります。
運動機能と自律神経の中継点の役割を果たす胸郭は、柔軟性を維持することが両者にとって非常に大切であるといえます。
血行促進だけでなく、ストレッチには自律神経にも影響を与えるので、運動前後のストレッチは入念に行うようにしましょう。
大阪市旭区大宮(日・祝受付 予約優先)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!