当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は副腎疲労について少しお話させて頂きます。
長期に渡るストレスや疲労が蓄積すると、それらに対抗する副腎がオーバーワークの状態になります。
そうなると、副腎からコルチゾルが分泌されなくなり、必要量が確保できなくなります。
副腎疲労になると、動けない状態に近くなります。
副腎疲労は以下のような段階で推移します。
●第1段階
ストレスを感じるものの、無理をすれば立ち向かっていける状態です。
しかしコルチゾルの分泌量が増加するため、副腎には負担がかかります。
コルチゾルを増産すると、テストステロン(男性ホルモン)が減少します。
感情の浮き沈みが激しく、不眠気味になっていきます。
女性の場合、エストロゲンも減少します。
●第2段階
副腎がオーバーワークを起こして、コルチゾル産生能力が低下します。
すると、やる気や集中力は低下して、ストレスに対して過敏になります。
●第3段階
副腎疲労の状態になります。
突発的に昏倒する、強いめまいを起こす、うつ病のような状態になる、など社会生活が困難になります。
コルチゾルは起床時に最も多く生成されますが、分泌低下の影響で起きられなかったり、やる気が起きなくて無気力のような状態に陥ります。
夏は高温多湿な環境に加えて、紫外線の放射量も多く良質な睡眠がなかなか取れません。
また、日照時間が長いので、疲労が蓄積しやすく食欲不振に陥りがちです。
疲労対策は充分な栄養と睡眠が基本になります。
暑い夏だからこそ、必要以上にカラダに負担をかけず、リラックスする時間などは積極的に作るようにしましょう。
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!