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日別アーカイブ: 2015年11月20日

女性ホルモンの心身への影響…

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は女性ホルモンの影響について少しお話させて頂きます。

 

「不妊は卵子の老化である」ということが、取り上げられて話題になったことがあるのは記憶に新しいことと思います。

 

卵子は女性が生まれたときから卵巣内にあり、年齢と共に老化してその数が減少します。

 

卵子が老化して、質が劣化してしまうと受精しにくくなります。

 

仮に受精したところで、細胞分裂の途中でストップがかかり、受精卵が成長しないといったことが頻繁に起こるようになります。

 

結果として妊娠が難しくなります。

 

卵子の老化を考慮すると、自然妊娠の限界は35歳くらいといわれ、思ったよりもずっと早いのです。

 

卵子の老化以外で不妊の原因になるものに、子宮内膜症・排卵障害・卵管障害・着床障害などがあります。

 

生理不順や生理痛を放置すると、それが不妊の原因になってしまうこともありますし、原因不明の不妊も全体の15%程度あるといわれています。

 

女性ホルモンと妊娠の関係についてですが、エストロゲンによる排卵誘発作用が挙げられます。

 

エストロゲンの分泌が少ないと、排卵障害を起こすので妊娠することはありません。

 

プロゲステロンは、子宮内膜の状態を整えて流産・早産を防ぐ作用があるので、妊娠を継続させるのに不可欠な女性ホルモンです。

 

プロゲステロン値が低い場合も受精卵は着床しにくく、また流産しやすくなるので妊娠が難しくなります。

 

血管が細い・冷え性・神経質・極度に太っているか痩せている体質の場合は、不妊体質になりやすいといわれています。

 

冷え性・ストレス・偏食による栄養不足は、女性ホルモンを乱す3大要因です。

 

妊娠しやすい人は、子宮と卵巣に優しい生活習慣を送っている場合がほとんどです。

 

●とにかくカラダを冷やさない(特にお腹)

●夜遊びはせず日付変更前に就寝する

●運動習慣がありダイエットを必要としない

●食事は基本的に自炊により栄養バランスを考慮している

●ストレス解消法を自分なりに持っている

 

具体的には上記のような生活習慣を過ごしています。

 

なので、同年代でも女性ホルモンのバランスが安定しているか不安定かで差が出てきます。

 

生理痛が重かったり、生理不順に悩んでいるなどの場合は、将来的に不妊になる可能性が高いと思います。

 

将来後悔しないためにも、日頃の意識を高め医療機関などでの定期健診等でしっかりチェックしましょう。

 

 

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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

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