当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は代表的な野菜・果物の効率的な栄養摂取について少しお話させて頂きます。
野菜の調理法といえば、生のまま・焼く・茹でる・煮る…などがあります。
しかし栄養効率面から考えると蒸すのが最も良いとされています。
いくつかの野菜に含まれるビタミンC・ビタミンB1・B2は全て水溶性ビタミンです。
茹でたり煮たりすれば、栄養素は水に溶け出します。
ホウレンソウは、3分間茹でるとビタミンCが48%、B1が70%、B2は80%減少します。
茹で汁や煮汁をスープとして飲む場合を除いて、水溶性の栄養素は蒸すことでその減少を抑えることができます。
トマトは生のまま食べるよりも、加熱する方が栄養効率が高くなります。
トマトに含まれているリコピンには、抗酸化作用があって生食よりも2~3倍吸収できるといわれています。
また、リコピンは油溶性なので油と摂取することで吸収効率が上がります。
オリーブオイルはエネルギーとして消費しやすく、カロリーの心配も少なくてすみます。
イチゴはビタミンCを豊富に含みますが、スライスなどして酸素に触れると分解されやすい性質をもっています。
なので、切断面が大きいほどその分の栄養素は失われてしまいます。
約8~12%のビタミンCが失われるそうです。
栄養効率面から考えると、そのままかぶりつくのが良いようです。
とはいえ、必ずしも栄養を取ることだけが目的ではありませんし、栄養に縛られず食事は楽しみたいものです。
野菜や果物の栄養をたっぷり吸収するのなら、上記の方法を試してみて下さい。
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!