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本日は血行が髪に及ぼす影響について少しお話させて頂きます。
血行と発毛は密接な関係があります。
ヒトの血液量は体重の8%といわれ、体内を巡っている血液が栄養・酸素を身体の末端の細胞まで運ぶ役割を果たしています。
血行不良になると、栄養分は行き渡らず老廃物が溜まり、様々な不調を引き起こす原因になってしまいます。
髪を作る毛母細胞は、ヒトの身体の中で最も活発に細胞分裂している細胞の1つで、たくさんの栄養を必要とします。
発毛のためには、頭皮に栄養が行き渡っている状態にしておくことが重要です。
有酸素運動は血行促進を図ることが知られています。
運動によって筋肉がポンプの役割を果たし血流を良くします。
このポンプ機能によって、発毛は促されることになるといわれています。
抜け毛・薄毛の原因にジヒドロテストステロンという男性ホルモンが挙げられます。
このホルモンは、男性ホルモンの1つであるテストステロンが、毛根付近で分泌される変換酵素と結びついて作られます。
ジヒドロテストステロンが、毛母細胞中にある5aリダクターゼという酵素と結合することで、発毛が妨げられるとされています。
発汗はジヒドロテストステロンを体外に排出する作用があり、血液中の濃度を抑えることができます。
直接的に毛根付近のジヒドロテストステロンを減らすわけではありませんが、総量を減らすという点では効果的といえるでしょう。
有酸素運動でも、日頃運動をしない人が急激にしかも過度にやりすぎれば、ストレスを溜めてしまい、かえって逆効果になります。
なので、まずはウォーキングから始めるのがいいでしょう。
最初はストレスを感じることなく、リフレッシュできる範囲の運動で十分です。
目安として1日30分で週3~5日程度。
軽く汗をかくくらいが効果が高いとされています。
運動後はシャワーで汗を流して頭皮を清潔な状態にしましょう。
抜け毛・薄毛対策は日頃の生活習慣が大切です。
運動不足も解消できて生活習慣病の対策もできるので、運動不足の方はチャレンジする価値ありかも…です。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!