当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は冷え性と低体温症の違いについて少しお話させて頂きます。
近年、平熱が36℃以下という低体温の人が増えてきています。
通常、深部体温は肝臓で38.5℃、直腸で38℃、舌下で37℃です。
32~35℃を軽症、28~32℃を中等症、20~28℃を重症と分類されます。
深部体温とは脳・心臓を維持する臓器の温度を指します。
健常者は平熱が35.5℃~37.1℃といわれています。
カラダの表面と深部に体温センサーの働きをしている神経があります。
そのセンサーが感知したカラダの外部温度と、筋肉・肝臓などの臓器の温度を基にして視床下部が体温調節をし、カラダ表面と深部の温度差が調整されています。
指先など末梢血管は、寒さを感知すると自律神経の働きで収縮し、体温を維持しようとします。
また震えによって筋肉は熱を産生し、体温低下を防ぎます。
寒いときにカラダに起こる反応は体温維持の働きがほとんどです。
しかし、過度のダイエットによる筋肉の減少、甲状腺ホルモンの減少によって、カラダの産熱が減少します。
また、ストレス・老化によって自律神経が乱れ、血管の収縮がうまく機能せずに熱放散のバランスが崩れ、低体温症になります。
末梢が冷たくなっても、平熱測定の結果によっては冷え性と低体温症は異なることが分かります。
冷え性だから冷たい…と放置していれば、実はそうでなかった場合も考えられるので、冷えを感じたらまずは体温測定をして健康維持に努めましょう。
日に日に朝晩の温度が冷たくなっています。
気をつけましょうね (^^ゞ
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!