当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は秋を代表する食材の効果について少しお話させて頂きます。
<サンマ>
特筆すべき栄養はタンパク質です。
牛乳やチーズよりも質が優れているといわれています。
多価飽和脂肪酸の中で、EPAには血栓防止効果が、DHAには脳に働き学習能力を高める効果があるといわれています。
貧血に効果的なビタミンB2や腹わたの部分にはビタミンAが豊富に含まれています。
サンマは胃腸を温め、疲労回復を補ってくれます。
<ナス>
秋になると皮は柔らかく、実が引き締まって美味しくなります。
94%が水分で他は食物繊維と糖質が主です。
中医学では血滞をなくす、腫れを取るなどの効果があるといわれています。
腹痛・下痢・関節炎・口内炎などの治療に用いられてきたそうです。
これらはルチン・エルセチンといった成分の働きであると最近分かってきました。
血管の柔軟性を保つ、出血の防止などその効果が次第に注目されてきています。
ナスは油の吸収力が良いので、油と一緒にすると血中コレステロールを抑制する働きが高まるともいわれています。
<サツマイモ>
熱に強いビタミンCが豊富。
またビタミンEは玄米の2倍あり、コレステロールに強い食物繊維も多く含んでいます。
サツマイモは消化器系の働きを高めて、胃腸を丈夫にカラダを元気にします。
気力のないときやストレスのために食欲がないときにも有効です。
サツマイモに含まれるβカロチンや、プロテアーゼ阻害物質が肺がん予防に効果的であるともいわれています。
<サトイモ>
低カロリーで食物繊維を豊富に含みます。
またビタミンBの他に、ぬめりの元となるガラクタンは脳細胞を活発にします。
胃腸の調子を整え、食欲も増進させるので、食欲不振や便秘の場合に効果的な食材といえるでしょう。
<ギンナン>
コレステロールを減らすレシチンと良質のタンパク質、血圧調整に関与するカリウムを多く含みます。
ギンナンは滋養強壮効果があると古来からいわれており、疲労回復や咳止めなど漢方薬の主原料にもなっています。
<栗>
デンプン・ビタミンB1・ビタミンCを多く含んでいます。
また渋皮に含まれるタンニンは、抗がん物質として最近脚光を浴びています。
栗には筋肉・骨を丈夫にする働きがあるといわれ、胃腸を丈夫にし血流を良くする働きもあります。
<柿>
柿にはビタミンCが多く、大きめのものになると1個で1日に必要なビタミンCが摂取できます。
また、ビタミンAや食物繊維であるペクチン、カリウムの働きで動脈硬化・高血圧予防にも効果があります。
酒の酔い覚ましとして有名ですが、実際は飲酒前に食べたほうが効果は高いです。
柿の葉にはビタミンCが多く、利尿効果・新陳代謝の促進・高血圧に効果的です。
食材が豊富なこの時期だからこそ、有効に活用して健康なカラダ作りに活用しましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!