当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は体内時計について少しお話させて頂きます。
体内時計とは、休息と活動を繰り返す生体リズムを司る時計です。
主に血圧・体温・ホルモン分泌に深く関わっています。
体内時計が乱れると、睡眠障害・ホルモンバランスの乱れ・消化器不調・目まいなどカラダに様々な影響を及ぼします。
体内時計は脳の視交叉上核が司令塔で、約24時間10分周期となっています。
体内時計をリセットしないと1週間あたり1時間のズレが生じます。
なので、体内時計を24時間になるように毎日リセットすることが大切です。
目に光を受けると、体内時計の司令塔である視交叉上核が、様々なホルモンを分泌する指令を出します。
それと同時に、睡眠に関わるホルモンであるメラトニンが、光を浴びて分泌量が抑制され、休息から活動へと円滑に切り替えます。
必要な光量は2500ルクス以上ですが、自然光は曇りでも10000ルクスあるので、体内時計のリセットには外出が最適です。
朝日を浴びる時間の目安は20~30分で、起床後2時間以内が理想的でしょう。
昼に近づけば近づくほどリセット能力は低下します。
夕方以降の明るい光は、入眠時間を遅らせてしまうので、かえって体内時計は乱れます。
起床後の運動と食事は体温上昇につながります。
なので、体内時計のリセットに非常に効果的といえるでしょう。
朝食の際も、糖質・脂質よりもタンパク質の方が熱エネルギーに変わりやすいため、体温を上げるのにより効果的です。
睡眠にはレム睡眠(浅い)・ノンレム睡眠(深い)があります。
この2つの睡眠サイクルは1セット90分です。
なので、90分の倍数の6時間あるいは7時間半の睡眠時間で起床すると、目覚めがスッキリするといわれています。
このリズムを守るのに、いわゆる「2度寝」は厳禁です!!
2度寝すると、その直後に深い睡眠が訪れるので、そのタイミングで目覚まし時計などで起床すると、不快感を伴った起床になります。
若いうちから夜更かし癖がつくと、体内時計が乱れ認知症になりやすいといわれています。
健康とは、心とカラダの両方が調和してもたらされるものだ、と思います。
秋の夜長でついつい夜更かししがちですが、睡眠時間の取り方によっては疲労感が抜け切らないまま日常生活を過ごすことになります。
快適な朝を迎えて、元気な毎日を過ごしましょう!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!