当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はスポーツ外傷とスポーツ障害について少しお話しさせて頂きます。
スポーツ外傷とは1回の外力で突然ケガをした状態であり、これに対しスポーツ障害は日々の運動による小さな外力や疲労が積み重なって起こるといわれています。
スポーツ外傷の場合は、その場で分かるため応急処置など対応しやすいですが、スポーツ障害は日々の繰り返しで少しづつ発生する慢性的な痛みのため、気づく頃には痛みが酷くなる場合が多いです。
なので、スポーツ障害に対しても痛みなどに気づいたら早期対応が必要です。
スポーツ障害は、繰り返しによる慢性的なストレスが主な原因なので、使い過ぎ症候群とも呼ばれます。
時間の経過にしたがって違和感から痛みを伴うので、そこで初めて気づくようになる場合が多いです。
新入生が入部から初夏までにスポーツ障害の発生が多くなるといわれています。(夏休みや冬休みなどの期間も練習量は増えるので注意は必要です)
特に中高生は成長期なので、身長などが大きく伸びます。
骨に付着している筋腱は、骨に比べて成長は緩やかなため、骨の成長スピードに追いつけずに常に引っ張られた状態になってしまいます。
そこへ運動による筋腱への繰り返し負担は、疲労を溜め込み柔軟性を失い、そのストレスによって痛みが発生してしまうのです。
成長期の中高生に対しては、筋腱の成長に合わせた適切なトレーニングを行う必要があります。
スポーツ障害において、予防するには普段からのストレッチやアイシングなどのケアは大切です。
なので、普段から自分の柔軟性を確認し、ストレッチを習慣化することもケガの予防には必要不可欠といえるでしょう。
カラダの仕組みを理解して、練習量や疲労などを意識しながらケガの予防に心がけてみて下さい。
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!