当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は「スマホうつ」について、少しお話させて頂きます。
なぜスマホが原因でうつ病のような症状が出てしまうのでしょうか?
その原因は首にあります。
スマホを利用している姿勢…顔や目線が下を向いたままで、後頚部の筋肉が引き伸ばされています。
この姿勢は首に大きく負担がかかります。
頻度が高く、長時間に及ぶと後頚部の筋肉が固まって、いわゆるストレートネック状態になることがしばしばあります。
そしてこのストレートネックこそが、スマホうつの元凶といわれています。
本来、首の骨は頭部への衝撃を和らげるために、Sの字に弯曲しています。
ところが、ストレートネックの場合だと…首周辺の筋肉が固く緊張した状態で、首・肩・背中・腕などへの痛み・痺れが現れやすくなるといわれています。
ヒトの頚部にはカラダの機能を調節する自律神経が複雑に通っています。
その働きが妨げられると…全身倦怠・食欲不振・不眠などの症状を招き、さらにはイライラ感・不安感・無気力といった精神的な症状まで引き起こします。
症状の発現は、うつ病と似てはいるのですが、厄介なことにスマホうつには抗うつ薬は効果がありません。
その理由は、抗うつ薬は脳内の神経伝達物質の働きを改善するものだからです。(首の筋緊張に原因があるスマホうつには効果がありません)
うつ病と思い込んで精神科通いを続けると、薬漬け状態になる可能性もあるということです。
スマホうつの予防対策としては、やはり長時間利用を控えることが効果的でしょう。
またスマホ利用時の姿勢も意識しましょう。(目線の位置まで持ってみるなど首の筋肉が緊張しないようにしましょう)
スマホを利用し始めてから体調変化に心当たりがあれば、症状が深刻化する前にスマホとの付き合い方や姿勢など見直してみてはいかがでしょう?
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!