当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は5月に多い症状について少しお話させて頂きます。
5月は、新しい生活に伴って疲れが溜まりやすいところにGWが来て、それが終わると、学校や仕事に行きたくなくなる5月病が多い季節でもあります。
主にストレス由来の症状が多く、機能性胃腸障害・過敏性腸症候群・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などが挙げられます。
<機能性胃腸障害>
ストレスなどが原因で胃腸の動きが悪くなり、胃カメラ・大腸カメラなどの検査を行っても全く異常がないにも関わらず、胃痛・胃もたれ・胃膨満などの症状が見られます。
<過敏性腸症候群>
ストレスなどで、下痢・便秘・腹痛・お腹の張りなどの症状がみられます。
検査を行っても異常はみられません。
出勤・登校時や勤務中・授業中など緊張するときに腹痛や下痢を頻回に起こすのが特徴とされています。
これらの疾患に対する予防は、暴飲暴食・喫煙・大量飲酒を控えて規則正しい生活を心がけましょう。
それから、ストレスの原因になっているものの把握をし、それでも改善が見えないようなら消化器内科での薬物療法や心療内科などでの心理療法などが必要です。
<胃潰瘍・十二指腸潰瘍>
原因の1つはストレスにあります。
ストレスは胃酸の量を増やし、粘膜の修復を弱らせることで潰瘍の原因となります。
症状は、みぞおち付近の痛み・違和感であることが多いですが、無症状の場合も少なくありません。
緊急を要する症状に、タール便や下血がある場合が挙げられます。
この場合は、胃カメラや薬剤投与による治療を早急にしなければ、出血多量になることもあります。
持続的な強い疼痛が出現する場合には、潰瘍が深くなりすぎて胃や十二指腸に穴が開き、食物や胃酸が出てしまうことによる腹膜炎を起こしている可能性があります。
こうなると緊急手術しかありません。
色々とストレスが多くなる5月ですが、無理せずに日々を過ごしましょう!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!