当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は腹部のガス溜まりについて少しお話させて頂きます。
ヒトは食事をすると必ず腸内にガスが発生します。
溜まったガスは定期的に体外に排出されますが、ガスの産生量が多かったり排泄が悪くなるとガス溜まりを引き起こします。
デンプン質が多い食材やアクの強い食材、食物繊維を過剰摂取するとガスを発生しやすくなります。
また、高脂肪・高タンパク食による悪玉菌の増加、ストレス過多による自律神経の乱れは、腐敗ガスが多く発生させる原因になります。
その他にも、長時間座りっぱなしとか、タイトな衣服で腹部を締めつけるなどは、腸の動きが抑制されるのでガス溜まりを起こしやすくなります。
女性の場合、ホルモンバランスが崩れる際も、腸の動きが悪くなりがちです。
なので、下腹部を締めつける衣服などは、できるだけ避けたほうがいいでしょう。
日常生活での注意事項は、腹部を温めてマッサージしてみたり、軽い運動などで血行促進を図ってみましょう。
改善されなければ、整腸剤などの薬を利用するのも1つの方法です。
腸内に善玉菌が増えると、悪玉菌を抑えてガスの発生を防ぎます。
それだけでなく、腸の蠕動運動を促して排泄を円滑にしてくれます。
食事の際に、しゃべりながら摂取すると、空気が一緒に入ることによってガスが溜まりやすくなります。
なので、口を閉じて咀嚼回数を意識しましょう。(早食いも空気が入る原因です)
運動不足の生活は腹筋の筋力を低下させます。
腹筋が衰えると、腸の蠕動運動が活性化しにくくなります。
これは便秘やガス溜まりの大きな原因になります。
睡眠不足や過労などのストレスは、自律神経を乱してガス溜まりを引き起こします。
自律神経が乱れると、腸の働きに悪影響を与えてしまうからです。
日常生活を改善しても症状に変化がなければ、なんらかの症状が発生している可能性が考えられます。
そんな場合には、医療機関で早めの受診を心がけましょう。
暑い季節なので、食事がどうしても偏りがちになったり、オリンピックの応援で夜更かしする機会も多いと思われます。
体調を崩しやすい季節だからこそ、規則正しい生活を心がけましょう!
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!