当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は浮き指について少しお話させて頂きます。
立っている状態で、5本の足趾が反っていたり丸まっていたりして、接地していない状態のことを浮き指といいます。
浮き指の原因は大きく2つに分けることができます。
1つは、裸足で歩く習慣がなくなって、5本の足趾で踏ん張るという経験が減少してきたことです。
もう1つは、脱げやすい履物で歩くことにより、脱げないよう無意識に足趾を反らせたり丸めることが習慣づいた場合です。
浮き指になると、踵にかかる重心が大きくなってしまいます。
なので、カラダのバランスが崩れて、深刻なトラブルを引き起こします。
不安定な歩き方は、ふくらはぎや太ももなどの下半身の筋肉を、不自然に発達させてしまいます。
さらに、正しく歩けないことから、ウォーキングなどを始めても脂肪が燃焼されにくくなります。
浮き指になると、足趾の付け根と踵の2点重心でバランスを取ろうとするので、膝や股関節に必要以上の負担が加わります。
結果として、膝痛・腰痛につながる危険性が高くなります。
更に悪化すると、肩こりや頭痛に発展して、自律神経まで崩しかねません。
改善するには、使われずに低下した足趾の筋肉を鍛えましょう。
足趾でジャンケンしてみたりとか、タオルギャザーなどが有効とされています。
自分に合った脱げにくい靴にするために、中敷きなどで調整して踏ん張る力を補うなども効果的です。
足趾の筋力が回復してきたら、踵着地→つま先離地の正しい歩き方を身につけましょう。
デザイン重視で履物を選ぶと、歩行姿勢や健康にも悪影響を及ぼすこともあるので、機能性も併せて見極めることを意識しておきましょう。
大阪市千林大宮(日・祝日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!