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日別アーカイブ: 2016年8月13日

内臓脂肪が増えると肺の容積が小さくなる!?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は内臓脂肪と肺の関係について少しお話させて頂きます。

 

食事によって体内に入った脂肪は、胃から小腸にかけて吸収されて、血管を通じて筋肉などで使われます。

 

脂肪は動けば動くだけ使われ(=燃焼され)ます。

 

しかし、摂取してから動かない状態、あるいは睡眠などを取ると、使う場所が限られるので血液中に溢れてきます。

 

溢れ出した脂肪は内臓の安全な場所、つまり内臓を保護する腹腔に移動します。(中でも腸間膜に脂肪は溜まっていきます)

 

不規則な食生活が続けば、知らない間に脂肪がカラダ中に溢れてきます。

 

それは一時的な収納場所ともいえる、内臓周りにどんどん移動して溜まっていきます。

 

内臓脂肪が溜まると、横隔膜が押し上げられるので肺の容積は小さくなります。

 

胴体は、胸腔腹腔の2つに大別できます。

 

その境目に存在するのが横隔膜です。

 

運動など、空気を多く必要とする際に大きく動いて、その働きによって肺は膨らむことができます。

 

しかし、内臓に脂肪が溜まれば、腹腔のスペースがなくなるので、その分だけ横隔膜は押し上げられます。

 

肺の容積が小さくなれば、体内に取り込む酸素量は減少します。

 

これでは、脂肪は効率よく燃やすことができなくなるので、太りやすいカラダを作ることになってしまいます。

 

酸素が充分に行き渡らなくなれば、細胞レベルでの悪影響も考えられます。

 

内臓脂肪は、溜まるほど動脈硬化血栓形成を促します。

 

なので、脳梗塞心筋梗塞の発症率を高めます。

 

ドローイン深呼吸などで横隔膜に刺激を与える、最近流行の横隔膜ストレッチなどは効果的でしょう。

 

運動不足に由来する腹囲の肥大は、放置しておけばカラダに深刻な影響を与えます。

 

できるだけ時間を作って、運動できる時間やストレッチなどの時間を作るようにしましょう。

 

 

大阪市千林大宮(日・祝日受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

ぽっこり腹