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日別アーカイブ: 2015年2月19日

筋肉痛と伸張性筋活動…ネガティブ動作を意識して!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は筋肉痛と筋活動について少しお話させて頂きます。

 

トレーニング後、24~48時間後に発生する筋肉痛遅発性筋肉痛といいます。

 

遅発性筋肉痛は、筋組織と結合組織が損傷し、炎症反応が起こることで発生する筋肉痛である。

 

この損傷は主に筋肉が伸ばされながら力を発揮する、伸張性筋活動(エキセントリックコントラクション)によって、筋組織と結合組織の微小な断裂によって起こるといわれています。

 

伸張性筋活動は、遠心性収縮力(引きつけたものをゆっくり下ろす時など)が作用した時に生じます。

 

これをネガティブ動作といいます。

 

ネガティブ動作で注意するのは、ゆっくりとブレーキをかけながら下ろすことです。(ゆっくり下ろすことで筋肉に対するストレスが高まり、それに伴って筋損傷が促されます)

 

逆に筋肉が縮みながら力を発揮する作用を、短縮性筋活動(コンセントリックコントラクション)といいます。

 

短縮性筋活動は、求心性収縮(負荷を引きつける動作など)が作用した時に生じます。

 

これをポジティブ動作といいます。

 

筋肉痛が発生している間は、関節可動域・筋力・瞬発力が制限されるので運動能力は低下します。

 

また筋肉痛の発生している間は本格的なトレーニングは実施すべきではないが、軽い運動は筋肉痛の回復に貢献すると考えられています。(ウォーキング・ジョギングなど)

 

上記のことから、伸張性筋活動は筋肉痛を発生させる大きな要因であることが分かります。

 

筋肉痛の発生は、筋肉の成長要因(筋肥大)の1つである筋損傷が発生していることの証でもあり、その結果として回復過程の休養と栄養摂取によって筋肉の成長は促されます。

 

筋肉痛はトレーニング成果のバロメーターであって、絶対的な指標ではありません。(トレーニング経験値の高い場合は、痛みは感じにくくなる場合があるからです)

 

重要なのは、筋トレの質が最大になるように筋肉をしっかり刺激すること、筋損傷を発生させることです。

 

このときの重要な要素にネガティブ動作が関わってきます。

 

正しいフォーム作り・種目の組み合わせ・休養のタイミング・食生活…筋トレの成果を高めるために様々なことを考えて実施する必要があります。

 

トレーニング動作において、元の姿勢に戻すときのネガティブ動作を疎かにしないことは、成果において差がつくポイントでもあるのです。

 

ネガティブ動作に意識を向けることが、筋肥大に効果的かつ効率的な役割を果たしてくれるかもしれません。筋トレ成果を充分享受したい、筋の成長や扱える重量が伸び悩んだりしている場合は、ネガティブ動作を意識したトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょう?

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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