オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2015年2月2日

物忘れと認知症…脳の機能を低下させるのはどっち?

当院のブログをお読みくださりありがとうございます。

 

本日は物忘れと認知症について少しお話させて頂きます。

 

年齢を重ねると、どうしても多少の物忘れは出てきます。

 

物忘れは加齢に伴う生理的変化であり、いわゆる認知症とは異なります。

 

物忘れは加齢によって記憶が衰えることをいいます。(記憶が残っているので、一時的に思い出せなくても別の機会に記憶がよみがえる事があります)

 

それに対して、認知症は記憶を失っている状態です。(記憶は残っておらず、知らないとしか認識できません)

 

現代社会は快適で便利になりすぎた反面、過剰な効率化情報過多による過度のストレスにさらされ、肉体ばかりでなく脳への負担も増える一方です。

 

脳の機能を低下させる原因として…

快適・便利な生活環境

脳神経細胞は20歳を過ぎる頃から、神経細胞の情報伝達スピードが落ちてきます。

不規則な生活習慣

睡眠は、カラダの疲労回復だけではなく、脳に入った情報を整理して記憶として定着させるための大切な時間です。

睡眠不足は記憶力の低下につながります。

活性酸素によるダメージ

脳は他の臓器と比べて大量の酸素を必要とします。

なので、紫外線・喫煙・排気ガス・ストレスなどにより活性酸素が発生しやすく、そのダメージを受けやすい器官です。

ストレス

ストレスは活性酸素を発生させるにとどまらず、脳内の情報伝達を行う神経伝達物質(アドレナリン・ノルアドレナリン・セロトニンなど)の働きにも深く関わっています。

神経伝達物質の働きが低下すると、精神的に不安定になり、集中力が散漫になります。

 

これらのことを踏まえた上で、生活環境など身近なものから改善していくだけでも、脳への影響はグッと変わります。

 

なので、運動など老化予防に努めると同時に、リフレッシュする時間などを利用して脳を活性化させましょう。

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

老夫婦