当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は中性脂肪とコレステロールについて少しお話させて頂きます。
中性脂肪にコレステロール…生活習慣病の元凶として、何かと悪者扱いされています。
確かにどちらも増えすぎると健康に悪影響を及ぼします。
しかし、本来はカラダに必要不可欠な成分でもあるのです。
まず、脂肪の代名詞ともいえる中性脂肪ですが、これはエネルギーとして使わなかった栄養を、中性脂肪という形で合成し体内に貯蔵したものです。
中性脂肪がエネルギーとして使われている実感はありませんが、元気に毎日の生活を送れるのは、この中性脂肪がエネルギー不足の際に燃焼するからです。
なので、痩せ型の場合は中性脂肪が過度に不足してしまうと、元気がなくなり活動が鈍くなってしまいます。
さらに不足すれば、老化が進む場合があります。
中性脂肪は皮下に一定量が蓄積することで、外部からの衝撃を和らげたり体温を一定に保つ役割を果たしているのです。
一方、コレステロールは、細胞膜や性ホルモンなどの原料として必須の物質です。
細胞には細胞膜があり、この膜がしっかりしていなければ、細胞本来の動きが失われてしまいます。
ヒトのカラダは約60兆の細胞で成り立っているので、コレステロールの不足した場合は影響は大きいでしょう。
またコレステロールは細胞膜や男性ホルモンや女性ホルモンなど性ホルモンの原料になっており、これらが不足すれば心身の老化の原因になってしまいます。
このほかにも、脂肪分やビタミンの吸収を助ける胆汁酸の原料にもなっており、健康維持には欠かせない存在でもあるのです。
過度なダイエットや運動によって急激に痩せると、せっかくのアンチエイジングがかえって仇になりかねません。
脂肪・コレステロールの役割を理解した上で、カラダ作りに取り組みましょう!
大阪市旭区大宮(日曜日・祝日受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!