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日別アーカイブ: 2015年2月6日

効率的な有酸素運動を心がけるには?

当院のブログをお読みくださりありがとうございます。

 

本日は有酸素運動の効率的な方法について少しお話させて頂きます。

 

有酸素運動には4つの効果があるといわれています。

運動中の脂肪燃焼

消費カロリーの増大

体内サイクルのスピードアップ

ストレス解消

 

始めのうちは新鮮で勢いも手伝いますが、効果が出るのがイマイチだとやがて億劫になり、長続きできなくなる可能性は高いといえるでしょう。

 

無理して続ければ、ストレスがたまりコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌されます。

 

コルチゾールは筋肉を分解して、最終的に脂肪にためこみます。

 

なので、効果を出すには空腹時・筋トレ後・カフェインの摂取をしてから行うなどすれば効率的に脂肪は燃焼します。

 

空腹時

空腹になると膵臓からグルカゴンが分泌されます。

グルカゴンは、肝臓のグリコーゲンを分解→ブドウ糖にして、血糖値を上昇させると同時に、リパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化させて体脂肪の分解を促進します。

空腹時は、体内に蓄積されているグリコーゲン・体脂肪を分解してエネルギー源にしています。

なので、血糖値は低いため体脂肪は分解され血中に流れている時間帯でもあるのです。

このときに運動すれば、血中の脂肪酸をすぐに利用することができます。

ただし筋トレをする際には、2時間くらい前に間食により摂取をして、糖質とタンパク質を補給しておくのがベターでしょう。(血中に糖質・アミノ酸が流れている状態が理想的なので)

 

筋トレ後

筋トレをすると交感神経が優位になります。

それに伴ってアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されます。

運動後にはアドレナリン・ノルアドレナリンがリパーゼを活性化させます。

筋トレをした後というのは、脂肪が血液中に流れ出しているので、効率的な有酸素運動の絶好の機会になります。

アドレナリン・ノルアドレナリン、そして成長ホルモンという相乗効果によってすぐにでも脂肪を燃焼できる時間帯を作ることができます。

 

カフェインの摂取

カフェインを摂取すると、約20分後に交感神経が刺激されてアドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されます。

つまり摂取するだけで筋トレを行った後のような状態を作り出せます。

カフェインは主にコーヒー・紅茶・ウーロン茶・ココア・コーラなどに含まれています。

飲んでから20分待つのは、小腸で消化されて血中に入ったカフェインが脳に働く時間とされているからです。

 

その他にも、噛むことによって、脳内にヒスタミンという物質が分泌されます。

ヒスタミンには食欲抑制の他にも、脂肪(特に内臓脂肪)を分解する働きがあります。

この場合も交感神経優位になり、アドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されます。

ガムをしばらく噛んで有酸素運動をすると効果的です。

 

このように時間帯や方法によっては、有酸素運動は効率的にカラダに作用して、効果が期待できます。

限られた時間を有効に使って体質改善に取り組んでみましょう!

 

 

大阪市旭区大宮(日曜日・祝日も受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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