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日別アーカイブ: 2016年6月23日

運動連鎖を意識してカラダを動かそう!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は運動連鎖について少しお話させて頂きます。

 

運動連鎖は大きく2つに分けることができます。

 

開放性運動連鎖閉鎖性運動連鎖です。

 

<開放性運動連鎖>

四肢の末端が固定されておらず、末端が自由に動く状態での運動をいいます。

これは、単関節運動に適しています。

具体的には、座位での膝関節伸展や、歩行における遊脚相(足を振り出した際に地面から足が浮いている状態)などが開放性運動連鎖に該当します。

同時収縮が乏しく、日常生活動作ではこの運動連鎖はあまりみられません。

しかし、上肢の運動のほとんどは開放性運動連鎖である、といえるでしょう。

基本的に単関節運動なので、多関節にわたる複合動作は学習させられませんが、目的とする筋肉へのアプローチがしやすいことが特徴です。

 

<閉鎖性運動連鎖>

四肢の末端が固定された状態で行う運動をいいます。

代表的なものは、自重による負荷運動です。

この運動連鎖は、多関節運動に適しています。

具体的には、スクワット・カーフレイズなど地面に足をつけて行う運動は閉鎖性運動連鎖です。

閉鎖性運動連鎖では、共同的な筋収縮が起こることで、関節の動きを安定させます。

しかし、アライメントが少しでも崩れると、ターゲットとする筋肉に対する筋トレは難しくなります。

この運動連鎖の特徴は、関節への圧迫力筋肉の共同収縮によって、求心性受容器の活動が活発になり、筋肉や関連する神経へもアプローチできます。

健常者においては、閉鎖性運動連鎖を利用した自重トレーニングの方が筋力増強効果が大きい、といわれています。

 

負荷を用いた運動、自重を使った運動、有酸素運動など、運動方法に合わせてトレーニングを意識してみましょう。

 

カラダの動かし方が変われば、体重や体型などに変化が現れてくるはずです。

 

この時期は雨が多く、屋外での運動が滞りがちですが、屋内でできるトレーニングも工夫次第でメニューが組めるはずです。

 

カラダを動かして、心身ともにリフレッシュさせましょう!

 

 

大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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