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本日は東洋医学における梅雨の概念について少しお話させて頂きます。
湿度の高い環境に長時間いると、発汗がうまく行われずに余分な水分が排出されにくくなります。
東洋医学では、湿邪が体内の色々な部分に溜まって、冷えを起こすと考えられています。
梅雨の時期の不調は、そのほとんどの原因が冷えである、と考えられています。
急激な天候の変化や温度変化は、ヒトにとっては大変なストレスです。
自律神経を乱し、冷えや痛みが感じられ、気分は憂鬱になりがちです。
自律神経は、女性ホルモンの影響で乱れやすくなります。
なので、女性は男性よりも気分が塞ぎやすく冷え症が多いといわれています。
予防するには、まずカラダを湿気にさらさない工夫をしましょう。
室内の湿気は40~60%に保ち、除湿したり乾燥剤などを置いておきましょう。
体内の余分な水分を、排出しやすい状態にすることも大切です。
香りのする野菜類(ネギ・ショウガ・ニンニクなど)は、消化力を高めて代謝を上げてくれます。
夏野菜には利尿作用のあるものが多いですが、生食だとカラダを冷やすので、できるだけ加熱調理を心がけましょう。
水は下に溜まります。
なので、湿邪は下半身に現れやすくなります。
全身浴や半身浴などで、下半身をしっかり温めることを意識しましょう。
運動や関節周囲のストレッチなども効果的です。
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!