当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はファンクショナルトレーニングの原則について少しお話させて頂きます。
<重力>
ヒトが生活する上での基本姿勢は立位です。
そして、立位の姿勢から動作に発展されていきます。
その際に常に身体に加わる力…それが重力です。
なので、身体機能を向上させるためには、重力に耐えうる身体を作る必要があります。
<共同と分離>
ヒトの身体には多くの関節が存在します。
そして、それぞれの関節には役割があります。
関節ごとに正しい動作が確立されれば、ヒトの持つ機能を最大限に活用した動作が実現することが可能になります。
固定に適する関節(体幹部付近)と、可動に適している関節(脊椎・肩関節・股関節など)があります。
動作時において、これらの関節は分離した動きをしますが、それと同時に関節動作が共同して効率の良い動作を生み出すことができます。
<キネティックチェーン>
ヒトの運動動作は、多くの筋肉が連鎖して行われます。
その連鎖運動が途切れてしまうと、力の伝達が悪くなって効率の良い動作が生まれないと同時に、障害が引き起こされる危険性があります。
なので、トレーニングも1つの筋肉を鍛えるのではなく、複数の筋連鎖を使って行うことにより効率的になります。
<面運動>
ヒトの動作は正面・真横・真上の3面で起きているといわれています。
したがって、トレーニングも3面運動である必要があります。
単調な動きでも、多くの動作は3面で行われています。
なので、1面だけの動きに焦点をあてたものでなく、3面動作を考慮してファンクショナルトレーニングは行われています。
<力の吸収・発揮>
大きな力を発揮するには相反運動から生み出されます。
強い力を発揮するには、事前に踏み込む動作が必要になります。
ファンクショナルトレーニングでは、機能性を向上させる観点から、力を溜め込む動作に着目されて行われます。
筋肥大を目的とはしないとはいえ、関節や筋肉が機能的になるため、日常動作やスポーツ時においてパフォーマンスは確実に上がるといわれています。
運動不足にはもってこいのトレーニングかもしれませんね(笑)
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!