当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋肉痛と超回復の落とし穴について少しお話させて頂きます。
筋肉痛とは、物理的に筋肉が壊れた証拠です。
損傷が大きく筋肉痛が強ければ、リバウンドする分だけ超回復も大きくなります。
しかし、ここで注意して欲しいのは過労です。
以前にも述べましたが、超回復には24~72時間の修復期間(=休養)が必要だからです。
超回復によって、以前の状態と比べて身体能力が上がる(身体の構造や機能が上がる)ことが分かっています。
ハードな運動を行うと筋肉は壊れます。(自覚できないレベルでの筋肉の微細損傷が組織レベルで起きている状態)
瞬発的に激しい運動をするに伴って、筋肉の組織は大きく損傷します。
筋肉痛とは、①物理的に筋肉が壊れた②体内に活性酸素が発生して障害を拡大する、という条件下で生理的コンディションが変化して発生します。
休養を入れることで、壊れたり疲労した組織が修復され以前よりも強い筋肉が形成されていきます。
しかし、損傷が続いて疲労が大きくなりすぎると、超回復が起きにくくなってきます。(筋細胞が壊れる一方になります)
超回復を実現させる要件は、運動・休養・栄養の3つが必須です。
運動による負荷・栄養の供給・休養を与えることで、身体の機能性は向上することが可能になります。
少なくとも、24時間が経過しないうちに同じ筋肉を使ったトレーニングを行えば、身体が回復するまでに負荷を与えることになります。
これを繰り返していくと、オーバーワークになります。(疲労というよりも過労)
なので、強い筋肉痛を超回復させるには、回復過程における範囲内で行うことが望ましいことが分かります。
なお、超回復には血液の循環が非常に重要です。
なので、筋肉を完全休養させるのではなく、軽めの運動であれば超回復を促すのに効率的です。
血液の循環が良くなれば、筋肉の損傷部分に酸素が送り込まれることにより、疲労物質の除去と筋肉の修復が促進されます。
筋肉の性質をしっかり理解して、無理な運動にならないように注意しましょう。
大阪市千林大宮(予約優先 休日受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!