当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は腸に由来する疾病について少しお話させて頂きます。
●感染性胃腸炎
ノロウイルスなどのウイルスを原因とする、感染性胃腸炎は潜伏期間は24~48時間といわれています。
主な症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱です。
通常、1~2日続いた後で治癒し、後遺症もありませんが2次感染しやすいので注意が必要です。
●過敏性腸症候群(IBS)
下痢・便秘・ガスで張るような感覚・チクチクした痛みなど様々なお腹の不調が見られます。
食物繊維の摂取など、食事療法で症状を改善できる場合が多いと考えられています。
しかし、それが逆に悪化させる場合もあるので注意が必要です。
●潰瘍性大腸炎
食生活の欧米化によって増加しているといわれています。
大腸の粘膜がただれて下痢・出血・腹痛をきたす原因不明の病気です。
感染性腸炎など、他の疾患でも似たような症状が見られるため、注意が必要です。
●クローン病
腸に炎症が長く続き、潰瘍などができる病気です。
潰瘍性大腸炎と異なり、大腸だけでなく口~肛門のどの部位でも起こる可能性があり、主に大腸と小腸に見られます。
下血・下痢は大腸型に見られやすく、腹痛は小腸型に見られ小腸~大腸まで炎症が及ぶと発熱などの全身症状まで見られます。
腸は健康の鏡です。
痛みや違和感があれば放置せずに、医療機関を受診して必ずチェックしましょう。
忘年会の年末、飲み過ぎや食べ過ぎで胃腸に負担をかけないように!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!