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日別アーカイブ: 2015年12月3日

インフルエンザ予防にはビタミンDが効果的!?

当院のブログをお読みくださりありがとうございます。

 

本日はビタミンDの効能について少しお話させて頂きます。

 

人体でインフルエンザウイルスと最初に接触するのは呼吸器粘膜です。

 

ここにウイルスをブロックする力があれば、発症せずに済む可能性を高めることができます。

 

ヒトのカラダには免疫記憶ができるようになっています。

 

なので、咽喉や鼻の粘膜中にも抗体が分泌されるので、ウイルスを吸い込んでも呼吸器粘膜の段階で感染を防ぐ可能性があります。

 

これは季節性インフルエンザには有効ですが、新型ウイルスには免疫記憶がないので抗体の活躍は期待できません。

 

ウイルスと闘ってくれるのは抗体だけではありません。

 

抗菌蛋白質も重要なのです。

 

抗体とは、1度侵入したウイルスを記憶し、特定の病原体を迎撃します。

 

一方、抗菌蛋白質は細菌・真菌・ウイルスを迎撃します。

 

つまり、抗菌蛋白質は免疫記憶によって特定の病原菌を迎撃するのではなく、初めて体内に侵入した病原体も攻撃します。

 

抗菌蛋白質には複数の種類があります。

 

そのうちの1つが合成されるのにビタミンDが関係していることが近年明らかになってきています。

 

ビタミンDは、主に日光と食事で増やすことができます。

 

紫外線によって皮膚で合成されるビタミンD量は、日照時間に左右されます。

 

日照時間の少ない冬場は、ビタミンDの血中濃度が減少します。

 

なので、冬場に呼吸器感染症が増えるのは、このためではないかといわれるほどです。

 

食物から摂取できるビタミンDには、ビタミンD2と動物由来のD3があります。

 

D2はキノコ類、中でも紫外線を浴びた干しキノコに多く含まれています。

 

キクラゲには非常に含有量が多いといわれています。

 

D3は魚類に多く含まれていますが、エビ・カニ・タコ・イカ・貝類には含まれていません。

 

これからの季節なら、キノコ類を入れた魚介鍋はいいかもしれません。

 

1日1品を食事に入れてみると効果テキメンかも…です。

 

 

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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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