当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は筋肉による衝撃吸収について少しお話しさせて頂きます。
トリプルとは下肢の3関節(股・膝・足)のことで、メインは可動関節で大きい動きの股関節で、固定関節の膝でロックをかけます。
足首も可動関節なので、柔らかく使って衝撃緩和に利用しましょう。
股関節は80~100°、膝関節は90~110°、足関節は70~80°といった1番吸収しやすい角度で行います。
このようにバイオメカニクスに沿った角度を、トレーニングの時から意識しないと筋収縮の際に効率的な力を発揮できず、意味のない無駄なトレーニングになってしないます。
●スクワット
●スプリットスクワット
●サイドスクワット
●フロントランジ
●サイドランジ
など、上記のトレーニングには吸収動作を意識的に行いましょう。
スタートでの最初の動作、初動は重心移動です。
理解すべきことは、体重移動と重心移動の違いです。
体重移動は、右→左足というように重心を移すことで、重心移動は止まっているところから目的方向に重心を移すことです。
頭と腰の垂線と水平線を結ぶ合成重心を把握して、重心を1番バランスの取れた位置にポジショニングし、目的方向にカラダごと傾け重心を移動させます。
そして、爆発的にトリプルエクステンションの下肢の力で、素早く重心を移動させるのです。
爆発的にスタートするには、充分に重力を活用して重心を移動させつつ下肢の力をバランスよく融合させることである、といえます。
動き方ですが、①正しいポジションから②ギリギリまでカラダを傾け③1~2歩前に進む、といった具合です。
このときに股・膝・足関節を一気に伸ばして、爆発的な力を発揮させます。(トリプルエクステンション)
ヒップエクステンションは、これに対し骨盤の前傾をいいます。
腸腰筋と内転筋が弱いと、骨盤は後傾してしまいます。
スタート時に後傾すると、上体は上がり前に爆発的スタートが切れません。
前傾することでハムストリングスに伸張作用がかかり大きな力を生み出します。
そして、そこから股関節を伸展させて力をロスなく発揮させます。
筋力アップに際して、競技にそれを生かすには、生かすなりの根拠が必要だと思います。
パフォーマンス向上のために、鍛える部位とその長所についてはしっかり理解しておきましょう!
大阪市旭区大宮(平日21まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!
なので、無理な