当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はストレスと過呼吸について少しお話させて頂きます。
過呼吸は、精神的なショックによって過換気(必要以上にCO2を吐き出し、O2を取り入れようとする)を引き起こします。
すると、血中の酸・アルカリバランスが乱れることで呼吸は乱れ、手足の痺れ・不安が助長します。
主にストレスが原因とされ、10~20代の若者に多く発症し、心配事・悩みなどを抱えた状態が大きく関わっているといわれています。
過呼吸の対処法としては、以前はペーパーバック法といって紙袋を口に当て、自らの呼気を再度吸い込むことで血中CO2濃度を上げていました。
現在では、この方法では低酸素状態を作り出し、単なる過呼吸でなく背後に重篤な病気がある場合、症状悪化につながるからです。
またCO2そのものが不安を増悪させるということもいわれています。
なので、過呼吸の場合には不安感を取り除くことが大切です。
●背中などをさすりながら声かけし、不安を軽減させる
●大きく呼吸させる(特に呼気)
●カラダを締め付けているものを緩める
●少し落ち着いてからスポーツドリンクなどを飲ませる
上記のようなことを念頭に置いておくといいでしょう。
過呼吸は、胸式呼吸が上手くできないことで呼吸困難を感じているといわれており、腹式呼吸を行うように指導すると、呼吸困難は改善されるといわれています。
過呼吸は繰り返し起こりやすいので、原因となっている悩み事を解決することが先決事項といえるでしょう。
ストレスとは上手く付き合って発散させながら前向きに捉える必要があるでしょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!