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本日はタイム差における距離の違いについて少しお話させて頂きます。
ほとんどの競技において、速く走れることは課題の1つであるといえるでしょう。
人より速く走れることは、それだけで色んな点で有利になります。
例えば10mを2秒で走れる人と1.8秒で走れる人。
平均速度で考えると、1.8秒で走れる人に対して2秒で走れる人は、ゴールまでまだ0.2秒かかる計算になります。
2秒で10mということは平均速度で秒速5m…ということはゴール地点では0.2×5=1mの差がつくことになります。
しかし、これは一定の速度で走った場合の計算です。
実際はスピードにのれば加速していくので、ゴール地点ではさらに差がついていることになるのです。
このようにスプリントタイムの差だけではなく、タイム自体が速くなるということは遅い人と速い人のさは広がることになり、結果としてレベルが向上するほど大きな差になって現れてくるのです。
これを競技に置き換えると、陸上競技やサッカーなど走力がウエイトを占める競技においては、一瞬の差で速い人に抜き去られて、相手にどうしようもないところまで置き去りにされるということがいえるでしょう。
スピードにのるまでの時間を短縮できるか否かは、スタートダッシュ時にいかにロスを失くすかという課題にあたることになります。
ぶれないカラダ作りには、体幹を鍛え上げることが不可欠になるのです。
スピードを向上させることは、競技によってはきわめて重要な目標になることがいえるでしょう。
タイム計測はそういう意味でも、スピード差の持つ意味は単なる速い遅いという目安ではないのです。
スピードを上げるために、どういう要素がカラダにとって必要かを課題として取り組めば、練習もまた意味合いが変わってくるのではないでしょうか?
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!