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日別アーカイブ: 2016年11月6日

鍼による内出血の機序(メカニズム)とは?

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は鍼施術における内出血について少しお話させて頂きます。

 

鍼を人体に刺入すると、毛細血管を傷つけることがあり、そこから血液が皮下組織に漏れることで起こります。

 

その際、漏れた血液を皮膚の外側に出すことができれば、内出血は起こりにくくなります。

 

しかし、何らかの理由で漏れた血液が皮下組織に残ると、青紫色の内出血が現れます。

 

内出血の大きさは、数mm~1円玉大がほとんどです。

 

毛細血管の血流が悪くなると、毛細血管は酸素や栄養が不足し、脆くなってしまいます。

 

原因は、糖尿病・高血圧・高脂血症・喫煙・加齢・遺伝的要因など様々です。

 

特に高齢者ワーファリンなどを服用している場合、内出血しやすい傾向にあるといえるでしょう。

 

鍼による内出血は、小さいもので数日大きいものでも2週間程度で消えていきます。

 

毛細血管の多く分布する顔面部は、内出血する可能性は高く、細い鍼を使用しても内出血を起こさないとは限りません。

 

鍼施術を受ける際には、必ず体質ならびに服用している薬など、施術者に伝えてから受けるようにしましょう。

 

 

大阪市千林大宮(予約優先制 労災・交通事故取扱)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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