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日別アーカイブ: 2014年12月11日

筋肉がキーポイント! 高齢者こそ筋トレを!!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

 

本日は、高齢者にとってなぜ運動が必要か、というお話を少しさせて頂きます。

 

高齢になると、猫背や腰を曲げて歩く方がいらっしゃいますが…原因は骨の変性によるものではありません。

 

例えば、猫背は背筋や大胸筋の退行変性(加齢による変性)による萎縮によって、体重を支えきれず背中の骨が曲がる形となったもので、骨ではなく筋肉が原因なのです。

 

筋肉量は加齢により減少します。

 

30代を基準に考えれば、70代では大腿四頭筋が50%の筋量、上腕三頭筋では70%の筋量となります。

 

加えて筋持久力・俊敏性・柔軟性も減少していきます。

 

しかし、運動や筋トレを行えばこの減少を予防することができます。

 

筋トレの効果は、骨量・筋力と筋量の維持と増加にあるといわれており、骨粗しょう症・腰痛・膝痛・肥満・糖尿病の予防・改善に効果的であり、基礎代謝量の低下防止が促進されます。

 

その結果、活動性・行動力は上がり、抗加齢効果と生活力の向上が考えられます。

 

ここでいう筋トレとは、筋力の維持と向上を目的としたトレーニングのことをいいます。(過負荷をかけ、筋肥大を主眼にした筋トレとは異なります)

 

筋トレには必ず休息日を設けることも大事なことです。

 

中高年者では72時間は必要とされていて、2~3日に1度くらいのペースで始めると良いとされています。

 

なので、カラダを追い込んだりするハードな運動よりも、継続して毎日できる量が望ましいでしょう。

 

運動不足は運動器の障害を招きます。

 

なので、できることから始めていき、徐々に筋トレ回数を上げるのがベターでしょう。(筋肉が回復する超回復の72時間は念頭に置いて下さい)

 

アンチエイジングは1日にしてならず、です。

 

毎日の積み重ねが肝要です !(^^)!

 

個人差もあると思うので、自分に合った筋トレについて分からない場合、当院にてもご相談に預からせて頂きます。

 

 

大阪市 旭区 大宮 まつ鍼灸接骨院でした

 

 

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