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日別アーカイブ: 2014年11月23日

乾燥肌の季節…食べ物には気をつけて!

当院のブログをお読み下さりありがとうございます。

乾燥肌とは…

角質層の水分減少

皮脂の分泌減少

これらが原因で、皮膚の状態が乾燥した状態をいいます。

空気中の湿度が30%を切ると、肌の水分は蒸発しやすくなります。

特に冬場では風の強い日もあり、肌から水分が蒸発しやすい環境下にあるといえるのではないでしょうか?

乾燥肌を防ぐには、角質層からの水分蒸発を抑えることが肝要になってきます。

では、どんな栄養成分が必要なのでしょう?

日常的に意識して、乾燥肌改善の食生活の参考になれば…。

 

 

<セラミド>

皮膚の角質層に存在する脂質。(外部の刺激から守り、角質層の水分を保持する働きがあります)

これが不足すると、角質細胞の隙間が埋まらず、皮脂膜も形成され辛くなります。

30代後半から減少します (ToT)

大豆・こんにゃく・胚芽米・小麦・ヨーグルト・ホウレンソウなどに多く含まれます (^^)v

 

 

<ビタミンA>

皮膚や粘膜の潤いを保持し、新陳代謝を促す脂溶性ビタミン。

不足すると皮膚表面の細胞がダメージを受けやすくなり、カサカサ肌になってきます。(脂溶性なので、油と一緒に摂取すると吸収されやすい)

レバー(鶏・豚)・肝油・乳製品・卵・ホタルイカ・ウナギ・アナゴなどがあり、あと緑黄色野菜・海苔・ワカメ・緑茶などにも含まれています。

*緑黄色野菜とは、100g中に600㎍のβカロテンを含む野菜のことです*

 

 

<脂質>

脂質不足は皮膚のカサツキの原因です。

脂肪酸はエネルギー源と同時に細胞血管を作ります。

肉類・卵・乳製品・植物油・青魚・ごま・ナッツ類などに含まれます。

 

 

<タンパク質>

皮膚の角質細胞はタンパク質で形成されています。

皮膚の防御機能を守るには良質のタンパク質が必要になります。

肉類には豊富ですが、摂取しすぎるとコレステロールを高めます。

肉類・青魚・卵・大豆・牛乳などに含まれています。

 

 

長々と載せましたが、これらの組み合わせを使い分けることによって、皮膚はもちろん新陳代謝の向上にも関わってきます。

暴飲暴食のこの時期だからこそ、自分のカラダをしっかりと見つめ直して予防に努めましょう!

大阪市旭区大宮 まつ鍼灸接骨院でした

乾燥肌