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日別アーカイブ: 2014年11月7日

スロートレーニング(スロトレ)

当院のブログをお読み下さりありがとうございます!

今日はスロートレーニング(スロトレ)について書こうと思います。

スロートレーニングは、文字通りゆっくりした動作で行うトレーニングのことです。

例えば…「3秒で上げる、1秒静止、3秒で下ろす」とか、「3秒で上げる、1秒静止、5秒で下ろす」など動作をゆっくりと丁寧に行うのが特徴です。

原理としては加圧トレーニングに近い考え方かもしれません。

筋肉への血流を制限し、「大きな負荷」がかかっていると錯覚させることで筋肉の成長を促します。

ただし加圧トレーニングの場合は、加圧ベルト血流を抑制させるので、締め具合の調整がきつすぎると安全性に欠ける可能性が高いので、加圧インストラクターなどの専門知識を有する方の指導あるいはサポートが必要になってきます。

しかしスロトレの場合、ゆっくり動作することで筋肉への持続的な緊張状態を作り出し、自家筋力のみで血流を制限することができます。(したがって道具等は必要ありません)

スロトレは高負荷トレーニングのような筋力アップや、筋肥大することが研究により認められています。

ただスロトレのみでいわゆる「マッチョ体型」になるのは無理があると言えるでしょう…。

引き締まったカラダ程度の一定の範囲での筋肥大が現実的なレベルであると考えられます。

肉体改造の目的に応じて通常の高負荷トレーニングとスロトレを使い分けましょう!!

ポイントとして…

正しいフォーム

ゆっくりとした動作

ノンロック

以上3点でスロトレの効果は最大になると言われています。

③のノンロックとは、動作中負荷が加わっている状態のことで、筋肉に休みを与えないことです。

関節を完全に伸展(あるいは屈曲)させると、筋緊張が発生する筋と発生しない筋とに分かれます。(筋の収縮と弛緩バランスによりヒトの活動は成り立ちます)

したがって、筋肉の緊張を緩めずにしようとすれば、関節が完全伸展(屈曲)させる直前でなくてはなりません。

つまり筋肉に負荷(刺激)を与え続けて筋緊張を緩めないのがノンロックというわけです。

筋肉の緊張を緩めずに」「ゆっくりとした動作で」行うことで、筋肉に強い負荷が加わっていると錯覚させることで、軽い負荷でも筋肉は成長させることができます。

腹式呼吸と合わせて、試してみてはいかがでしょうか?

大阪市旭区 まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

slow training