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日別アーカイブ: 2018年8月21日

足底腱膜炎による踵の痛み…対処法はどうする!?

当院のブログをお読みくださりありがとうございます。

 

本日は足底筋膜炎による踵の痛みについて少しお話させて頂きます。

 

起床時に歩き始める時、踵の前方に短時間で消える痛みがある…ひょっとすると、それは足底腱膜炎かもしれません。

 

足部の「土踏まず」は、縦アーチと横アーチで構成され、それによって荷重を緩衝させる働きがあります。

 

足底腱膜は、足指の付け根の部分から踵まで足裏に膜のように張っている腱組織で、縦アーチを支える役割を果たします。

 

その足底腱膜に炎症が発生し、小さな断裂を起こして痛みをもたらすのが足底腱膜炎です。(多くは踵骨前方に痛みが発生します)

 

起床時に痛みが発生しやすい理由として、睡眠時にアーチが重力の影響から解放されることが挙げられます。

 

睡眠時に修復された断裂部が、立ち上がった際に再び重力の影響を受けて断裂が起きて痛みが発生する、というループになるからです。

 

こうして何度も断裂と修復を繰り返して、足底腱膜が伸びきってしまうと、疼痛は自然に治まるようになります。

 

原因としては、加齢による柔軟性の低下・筋力低下・体重増加…などが考えられるでしょう。

 

3週間以内に痛みが引くようであれば、特に医療機関において受診することはありません。

 

ただし、長期に渡って痛みが続く場合は、疲労骨折などの可能性も考えられるので、受診する必要があります。

 

治療法としては、湿布・ヒールクッション・テーピングなどの保存療法ですが、まれに手術療法が選択される場合もあります。

 

多くの場合は自然治癒するものなので、日頃からストレッチ運動インソールなど足への負担を減らす工夫をしておきましょう。

 

 

大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 火・第3日曜日休院)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

footstump arch