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日別アーカイブ: 2018年8月16日

「筋膜はがし」をする際には…

当院のブログをお読みくださりありがとうございます。

 

本日は筋膜はがしの注意点について少しお話させて頂きます。

 

基本的に筋膜はがしは以下の点に注意します。

①時間をかける

筋膜には固有感覚受容器が存在します。

なので、それが応答を受けて変化するには、約30~90秒以上の機械的刺激が必要である、とされています。

なので、長めの時間をかけてじっくりと圧をかける、というのがポイントになります。

圧がカラダに馴染むまでじっくりと行うことで、血流が促されるのを自覚できると思います。

 

②心地良い強さで行う

痛みを伴う圧のかけ方では、脳は過剰刺激と判断するので、筋および組織は収縮して刺激から守ろうとします。

また、交感神経(自律神経)が優位に働くため、痛みに対して敏感になる可能性も考えられます。

強度としては、心地良いくらいの刺激にとどめるか、痛みを感じても抵抗なく行える範囲にしておきましょう。

 

③ストレッチ(動的・静的)と組み合わせて行う

固有感覚受容器には、圧刺激に反応するパチニ小体とルフィニ終末痛みを感知する自由神経終末などが存在します。

これらは、振動刺激持続的伸張刺激に対しても反応します。

なので、ストレッチにおける動的刺激や静的刺激を与えることで、より多くの固有感覚受容器にアプローチして、リリース効果を実感できるようになります。

 

④自分に合うやり方を選ぶ

筋膜はがしには色々なツールが存在し、それぞれ長所・短所を有しています。

なので、自分に合ったツールで実施するのが適している、と思います。

 

運動の前後や風呂上りなど、カラダの緊張をほぐすツールとして試してみてはいかがでしょうか。

 

 

大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 火・第3日曜日休院)

まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!

 

 

 

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