当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は筋膜はがしの注意点について少しお話させて頂きます。
基本的に筋膜はがしは以下の点に注意します。
①時間をかける
筋膜には固有感覚受容器が存在します。
なので、それが応答を受けて変化するには、約30~90秒以上の機械的刺激が必要である、とされています。
なので、長めの時間をかけてじっくりと圧をかける、というのがポイントになります。
圧がカラダに馴染むまでじっくりと行うことで、血流が促されるのを自覚できると思います。
②心地良い強さで行う
痛みを伴う圧のかけ方では、脳は過剰刺激と判断するので、筋および組織は収縮して刺激から守ろうとします。
また、交感神経(自律神経)が優位に働くため、痛みに対して敏感になる可能性も考えられます。
強度としては、心地良いくらいの刺激にとどめるか、痛みを感じても抵抗なく行える範囲にしておきましょう。
③ストレッチ(動的・静的)と組み合わせて行う
固有感覚受容器には、圧刺激に反応するパチニ小体とルフィニ終末、痛みを感知する自由神経終末などが存在します。
これらは、振動刺激や持続的伸張刺激に対しても反応します。
なので、ストレッチにおける動的刺激や静的刺激を与えることで、より多くの固有感覚受容器にアプローチして、リリース効果を実感できるようになります。
④自分に合うやり方を選ぶ
筋膜はがしには色々なツールが存在し、それぞれ長所・短所を有しています。
なので、自分に合ったツールで実施するのが適している、と思います。
運動の前後や風呂上りなど、カラダの緊張をほぐすツールとして試してみてはいかがでしょうか。
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 火・第3日曜日休院)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!