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準備運動・整理運動

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季節柄、市民スポーツが盛んなこの時期。

朝も晩もジョギングやウォーキング、ロードバイクで疾走する方をよく見かけます。

しかし、気温が低めなこの時期には、「足がつった」「急に運動して肉離れになった」「激しい筋肉痛にみまわれた」などの症状や愁訴もよく伺う時期でもあります。

地味なようかも分かりませんが、身体のケアには準備運動や整理運動は不可欠だということです。

体操の画像体操指南

 

一般に筋肉はあまりに急な刺激を与えると筋損傷を引き起こします。

睡眠時から精神活動時に移るまでの時間を、スムーズに移行させるためにも準備運動は不可欠といえるでしょう。

準備運動によって軽い刺激を与え続けると、刺激を受けた筋肉は温まります。(これは運動により心臓の拍出量が増えるのですから当然ですね)

血液は酸素ガスと炭酸ガスの交換、栄養物の運搬に加えて「体熱」をも運搬します。

つまり運動によって、心臓に刺激を徐々に加えてやれば、エンジンでいうところの暖気運転ができ、効率的にトレーニングに移行できます。

トレーニング終了後も、急に休むなどの行為よりも、やはり歩くなどして軽く動いてから整理体操を行うようにして下さい。

要は拍動が激しくなった心臓にいかに労わりの目を向けてあげれるか。

若い頃は良いですが、ミドルエイジ、シニアエイジと進むにしたがって確実に回復力は減少していきます。

なので回復力が減少するという点を踏まえて、いかに身体に負担をかけずにトレーニング効果を出すかという課題意識を持つことも大事だといえます。

例えば。

ボディビルディングをしている人達は、筋肉や心臓に過度の負荷をかけるがために常人離れした筋肉美を有していますが、彼らは準備運動(アップ)整理運動(クールダウン)にはトレーニング以上に時間を費やしています。

ありえない重さのおもりを1回上げる。

そのために敢えて身体を休める時間、食事の時間、栄養計算…多岐に渡るコンディショニング作りは入念の一言に尽きます。

運動と休息の調和。

寒くなってくる時期だからこそ、今1度トレーニング前後の準備運動と整理運動を見直す。

ケガを予防できるのは、自身の日頃のケア。

大阪市旭区大宮 まつ鍼灸接骨院でした。