当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は発汗の効果について少しお話させて頂きます。
汗は血液から作られています。
血液には様々な栄養素や老廃物が流れています。
カリウムやナトリウムなど、カラダの浸透圧を正常にするためのミネラルも流れています。
しかし、これらのミネラルが全て流れ出てはカラダに異変が起きるので、汗腺では血漿を汲み取ってからミネラルを血管に戻します。
これをミネラルの再吸収といい、この機能が正常に働くことによって、水分の多いサラサラした汗をかくようになります。
サラサラした汗は肌の表面で蒸発しやすいので、少ない量でもしっかりと体温調節することができます。
逆にベタつくような汗のかき方をしている場合、ミネラルも体外に排出されている場合が多く、多くの汗をかくことになります。
いってみれば、血液に負担をかけることになるので、体力の消耗や疲労へとつながってきます。
ベタついた汗をかく大きな原因の1つが運動不足です。
汗をかかない生活習慣は、汗腺の機能を低下させます。
さらに、皮膚への血流が増えることから、脳への血液供給も一時的に減少させます。
神経伝達に必要なミネラルも体外へ排出されているので、手足の痙攣なども起こりやすくなります。
では、汗をかくため運動開始…といっても、この時期の運動は時間帯が非常に大切です。
早朝あるいは日没後など、気温が比較的涼しい時間帯を選んで行いましょう。
ジムなどを活用されるなら、有酸素運動系は取り入れるようにして、気持ちよく汗をかきましょう。
汗腺機能が低下すると、ニオイの原因にもなったり、代謝不良を引き起こしかねません。
発汗の大切さをしっかり理解して、この夏を過ごしましょう。
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!