オフィシャルブログ

高齢者の運動のあり方

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当院のブログを読んでくださり、ありがとうございます。

本日は午前中に介護事業所の見学と転倒予防の話を聞きに行って来ました。

日常生活の中に軽い運動を取り入れることによって、身体は転倒予防に効果的な足腰の筋力強化バランス感覚歩行能力が改善される、といった趣旨のお話でした。

特に印象深かったのが、激しい運動をしなくても高齢者各自の体力水準健康状態に応じて無理のない日々を送りつつ日常的な運動を続けることが大事ですという言葉に共感を覚えました。

昨今、色々な体操が事業所ごとに行われていますが、当院に来院する高齢者患者さんの中には「私がやるには…少しキツくて」「ストレッチングを主体に…」などといった感想を伺う機会が多いです。

以前より準備運動整理運動呼吸などについても書かせて頂きましたが、高齢者ご本人にとって「急激」と感じられる場合、体操の可否については判断がつきかねる場合があります。

したがって、当院では気軽に実施可能な項目から始める(教える)ようにしています。

短時間に効果を発揮する無酸素運動敏捷性を必要とする運動よりも、少しずつの改善がみられ習慣化生活化につながるような有酸素運動呼吸の仕方を伝えるようにしています。

日々の身体具合を必ずカウンセリング(問診)し、運動による疲労が蓄積されないように注意しながら「時間をかけて」すすめていきます。

例えば指先の運動脳の活性化に有効と言われていますし、関節の運動(無理のない範囲で)は周囲の筋肉の柔軟性を高める、といった具合に。

その他にも座位でできる運動や、立位で自重を利用した運動など用途は様々。(高齢者患者さん各自の体力水準や健康状態に合わせて…といった感じに)

今回の講義と実演は私にとって本当に新しい視点を与えてくれたと深く感じました。

この経験を患者さんに還元していくことができたなら…。

気を入れて頑張らねば!

そう思った素敵な1日を過ごすことができました 笑rehabilitation old

 

大阪市旭区大宮 まつ鍼灸接骨院でした (^^)v