当院のブログをお読みくださりありがとうございます。
本日は打撲による痛みや痺れについて少しお話させて頂きます。
打撲をすれば筋挫傷を引き起こします。
特に気をつけないといけないのは、コンパートメント症候群です。
主にふくらはぎに見られる症状ですが、大腿部や前腕部にも見られることがあります。
打撲により、患部では内出血を起こしますが、この際に出血量が多く組織内で血液が過剰に溜まると、血管・神経を圧迫します。
先述した部位には、区画(コンパートメント)といわれる小さな部屋のようなものが、前方・後方・外側に存在します。
打撲により、区画内に血液が溜まりすぎることで血管・神経を圧迫し、悪化すれば組織内の細胞を壊死させることも考えられます。
なので、受傷後の適切な対応・処置は非常に大切です。
急性コンパートメント症候群は、血管・神経の圧迫による強い痛みと痺れが特徴です。
応急処置としてRICE処置を行い、速やかに医療機関を受診しましょう。
腫れがひどくなって組織内圧が高まると、組織の壊死を引き起こし機能障害を起こす危険性が高くなります。
たかが打撲と思ってケガを無視していると、かえってケガの悪化を長引かせる原因になると覚えておきましょう。
大阪市旭区大宮(予約優先 06-6953-0005 火・第3日曜日休院)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!