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本日は極端な食事制限と膝痛について少しお話させて頂きます。
極端な食事制限は膝痛改善にはつながりません。
それどころか、かえって悪化しかねません。
では、どうするか?
タンパク質の存在がここで重要になってきます。
筋肉だけでなく、靭帯・腱などの組織も、タンパク質が欠乏すれば萎縮していきます。
筋肉を減らさずに食事制限をするには、炭水化物の摂取量を減らした分だけ、タンパク質の摂取量を引き上げるようにすることです。
タンパク質が長期間にわたって摂取不足になると、筋肉は分解されやすくなります。
それだけでなく、骨粗しょう症の原因になったり、体温の低下を招いて風邪をひき易くなったりもします。
良質なタンパク質を摂取しながら、膝に痛みの出ない範囲で筋肉に刺激を与えれば、膝・股関節周囲の筋肉も強く丈夫になっていきます。
なので、食事制限というよりは、栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂る、と考えた方がいいでしょう。
食事療法のポイントは、良質なタンパク質・ビタミン・ミネラルの意識的な摂取、同時に炭水化物・脂質を必要最低限に抑えることです。
油脂や炭水化物の含有量が多いバーガーやポテチなどの嗜好品は、酸化しているので関節の炎症を拡大させる可能性が高い、といわれています。
タンパク質の摂取を意識して、無理な食事制限で関節痛を予防する、という考えはやめるようにしましょう。
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まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!