当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は交代浴と疲労回復について少しお話させて頂きます。
熱い風呂に入ると、ヒトのカラダは体温上昇を防ぐために、毛細血管が拡張します。
逆に水風呂に入ると、体熱の放出を防ごうとして、毛細血管は収縮します。
交代浴を行うと、毛細血管の拡張と収縮が交互に行われて、血管のポンプ作用を促すことができます。
それによって、血管内の疲労物質や老廃物を排出しやすくなります。
また交代浴は自律神経をバランスよく刺激します。
温かい風呂は副交感神経、水風呂は交感神経を刺激します。
これらを交互に刺激することは、自律神経の働きを高めたり整えたりすることができます。
自律神経の乱れは冷え性を引き起こす原因の1つです。
なので、慢性的な冷え性には効果的といわれています。
筋肉痛の緩和、持久系のスポーツのケガ予防などにも交代浴は効果を与えます。
代謝が上がるので、ダイエットなどにも活用されたり、低血圧・便秘・不眠などにも効果を現すことが分かっています。
日々の交代浴によって、基礎代謝の向上や免疫力をつける、などもいわれています。
注意点としては①必ず水で終わること②長時間しないことです。
①については、毛穴が閉じることで温浴で蓄えた熱の放散を防ぐので、保温効果が高くなります。
②については、あまり長い時間行うと心臓など循環器にに影響を及ぼします。
なので、適度な長さ(12分程度)で、無理せず行うようにしましょう。
入浴習慣は疲労回復には必要性が高いといえます。
時間に追われていても、入浴時間はできるだけ確保するようにしましょう。
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!