当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は現代人の土踏まずについて少しお話させて頂きます。
現代は車などによる移動手段から、アスファルトの道路が増えてきました。
固いアスファルトを歩いたり走ったりすれば、足裏への負担は大きくなります。
また、デザイン重視の靴選びの影響で、骨格が変形(外反母趾など)し、土踏まずが形成されず偏平足になる傾向にあります。
足にあっていない靴を選ぶと、土踏まずを支える筋力は低下します。
土踏まずを支えるのは、内側の縦アーチ・外側の縦アーチ・母趾と小趾の付け根を横に結んだ横アーチの3つです。
これらをサポートしてあげなければ、加齢に伴って土踏まずを持ち上げる筋力が低下します。
横アーチがつぶれると、地面にぺったりくっついた開帳足になります。
開帳足になると、足裏に魚の目ができるようになり、やがて外反母趾が形成されるようになります。
この他にもアーチが低下すれば、変形性膝関節症・巻き爪・陥入爪などの足のトラブルを引き起こします。
足のトラブルは、カラダのバランスを崩して姿勢不良を招き、腰痛や頭痛などを引き起こしてしまいます。
足裏の靭帯や筋肉が牽引されて炎症を起こす足底腱膜炎、足裏の炎症悪化により踵の軟骨が棘のように突起する踵骨棘などは、土踏まずの低下が引き起こす代表的な症状です。
インソールなどでアーチをサポートすれば、姿勢の改善によりバランス機能が向上するので、ケガやトラブルを予防できます。
足の裏をほどよく刺激してサポートすれば、血行が促進して新陳代謝が良くなります。
より健康に、今までよりも歩きやすい足にするために、自分に合った靴選びを意識してみませんか?
大阪市千林大宮(日・祝日も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!