当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はルーティンの効果について少しお話させて頂きます。
ルーティンとは、望ましい動作をするために行う習慣・行動を指します。
スポーツなどでは、競技前に取り入れられることが多いといわれています。
苦手なものを目の前にしたときに、簡単な行動(ルーティン)を取り入れると、モチベーションアップの維持につなげることができます。
スポーツでは、試合前のある決まった行動などがそれにあたります。
行動自体が簡単なものでも、その動きをすることで集中力が上がっていきます。
試合中などで、1つのミスが連鎖してその後もミスを連発する場合があります。
もちろん個人スポーツに限らず、チームで誰かがミスをすると、他の選手もミスをしてそれが連続することもあります。
その理由に、ヒトの脳には直近に見たものをコピーするクセがあるのが原因だから、といわれています。
1つのミスは独立したものですが、それに対して何もせずにいると、脳内でミスの意識が広がってしまいます。
その結果、同じミスを繰り返してしまいます。
そんな時にルーティンを入れておくことで、失敗に対する不安感を解消できます。
つまり、失敗した後にいつも行っている行動を1つ入れると、脳の中の情報が整理されて気持ちをリセットすることができます。
ミスしたら、深呼吸をして「これをやれば大丈夫」と思えるルーティンをしてみましょう。
努力しても結果が出なかったりして、一時的なスランプに陥ることは競技に限ったことではありません。
この場合に、いつもの行動をがらりと変えたりするのは良くありません。
かえって悪循環です。
スランプだからという理由で行動そのものを変えてしまうのは、結果が出なくなった自分の弱さやクセを見抜けなくなります。
行動はそのままに自分の動きを客観的に見直しましょう。
相談したり、動画などで確認しながら原因を探りましょう。
普段の行動を変えないで客観視するわけですから、違いが見つけやすくなるはずです。
以前と異なった部分を見つけたら、その部分を改善して以前の動きを取り戻す作業をしましょう。
行動を一貫させるルーティンは、集中力を高める以外にも「不安感の除去」「スランプ脱出への糸口を見出す」効果が期待できます。
普段のトレーニングや競技などにもルーティンを取り入れることで、運動パフォーマンスを向上させましょう!!
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!