当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日はオーバーワーク時に神経・細胞にかかる負担について少しお話させて頂きます。
①筋細胞・肝細胞
エネルギー産生系の不全・グリコーゲン再合成遅延・ミトコンドリアの障害・酵素の活性低下・チトクローム系酵素などの不全・ミネラル不全が考えられます。
②筋繊維
代謝の不活性化・水分貯留(浮腫)・神経の反応低下・マイクロトラウマ(微小障害)の回復遅延が考えられます。
③神経
生理的抑制の昇進・即通現象の低下・ビタミンB群の不足・意欲低下・自律神経の機能失調・過度の緊張が考えられます。
④ホルモン・内分泌系
ストレス耐性の低下・ホルモンバランスの乱れ・性ホルモン低下・ホメオスタシス維持機能低下が考えられます。
上記4つが主なもので、これらに対症するのがポイントになります。
オーバーワーク症候群の、自律神経に及ぼす影響として…
①交感神経タイプ
●休息時血圧・心拍数上昇
●運動後の血圧の休息時レベルの回復遅延
●パフォーマンス低下
●食欲・体重減少
●情動的不安定・睡眠不足
●傷の範囲拡大・筋力低下
②副交感神経タイプ
●パフォーマンス成果の減少
●休息時の低い脈圧
●運動時心拍の早い回復
●運動中の低血糖
●無気力な行動
●運動中の最大血漿・乳酸レベルの低下
上記のような症状が自律神経レベルで現れます。
疲れていない、あるいは気力で抑え込むなどといって、乗り切っているようでも、実際に神経・細胞レベルでヒトのカラダには負担がかかっています。
特に仕事などで睡眠不足の場合や、運動・筋トレなどで必要以上に時間をかけて練習している場合には要注意です。
体調管理を怠らずに、自分のカラダの声に耳を傾けましょう。
大阪市旭区大宮(平日21時まで 日・祝も受付 労災・交通事故取扱)
まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!