当院のブログをお読み下さりありがとうございます。
本日は便秘の対応について少しお話させて頂きます。
キャベツやゴボウなど食物繊維が豊富な野菜を食べているのに、お腹の張り感が強くなったり、便が固くなったりする経験をお持ちの方も少なくないと思います。
野菜や根菜類に含まれている食物繊維は、不溶性食物繊維といいます。
食べると便の量を増やすことができ、大腸を刺激してその動きを活発にしてくれます。
この作用によって便秘解消に効果を発揮するといわれています。
しかし、大腸の働きが低下し、排便が困難な状況下で不溶性食物繊維を大量に摂取すれば、腸に溜まる便の量はどんどん増えて、症状悪化を引き起こします。
また、不溶性食物繊維から、ガスが発生しやすいことも症状悪化を促す原因になります。
便秘の解消には、野菜や根菜類だけでなく、果物・海草・オクラ・山芋といったネバネバ系の食材を摂取する必要があります。
これらの食材には水溶性食物繊維が多く含まれています。
水溶性食物繊維は、大腸に入ると水に溶けてゼリー状になります。
ゼリー状になった水溶性食物繊維が便に含まれることで、便を柔らかくしたり腸内が円滑に動くことを補ってくれます。
つまり、便秘の解消には不溶性・水溶性食物繊維をバランスよく摂取することが重要であるといえるでしょう。
大阪市旭区大宮(日・祝・交通・労災受付) まつ鍼灸接骨院でした !(^^)!